[PR]

 南米初の五輪を来年に控えたブラジル・リオデジャネイロで8月、「立ち小便」の現行犯に対する罰金が、これまでの約3倍の510レアル(約1万8千円)に増額された。観光客でごったがえすカーニバル期間を中心に、道端で用を足す人が絶えないためだ。市当局は「大きなイベントや人混みでの迷惑行為に歯止めをかけたい」としている。

 地元メディアによると、リオ市は昨年、立ち小便への罰金を導入。それまでは現行犯で拘束されても、警察署で事情を聴かれるだけだった。昨年のカーニバル期間中は720人、今年は1115人が摘発された。

 パエス市長は「立ち小便は、大都市の衛生環境を脅かす大問題だ」と、厳罰の必要性を説明する。一方で、人口約600万人超の大都市ながら公衆トイレの数は不足ぎみ。男性だけでなく女性が物陰で用を足さざるを得ないケースも少なくないという。(サンパウロ=田村剛)