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 鹿児島市は22日、桜島の噴火警戒レベルが4(避難準備)に引き上げられたのに伴い火口近くの3地区、51世帯77人に出していた避難勧告を解除し、うち2地区は「避難準備情報」に切り替えた。これを受けて同日時点で島内2カ所の避難所にいた計23世帯のうち20世帯28人が帰宅、3世帯3人は避難所で自主避難を続けるという。営業を見合わせていた島内の飲食店の一部は営業を再開した。

 気象庁の火山噴火予知連絡会が21日、規模の大きな噴火が起こる可能性は15日時点より低下した、とする見解を示したのを受けて判断した。

 3地区のうち、桜島の南岳山頂、昭和の両火口から3キロ圏に入る同市有村町と古里町は、強制力はないが避難を勧める「勧告」を、いつでも避難できるよう準備を呼びかける「避難準備情報」に切り替えた。3キロ圏外だが、火砕流被害の恐れがあるとして避難勧告を出していた同市黒神町の一部地区は完全解除とした。(石塚翔子)