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 仙台市の市立中1年の男子生徒が昨秋、いじめられて自殺した問題で、学校が同級生に対し、「転校した」と説明していたことが23日、分かった。事実と異なる説明について市教育委員会教育相談課は、取材に対し、「説明内容はご遺族の要望に従った。ご遺族の気持ちに寄り添うのが一番だと考えた」とし、問題はなかったとしている。

 同級生によると、生徒が亡くなった後、学校から「男子生徒は転校した」と聞かされたという。市教委はいじめ自殺の問題を公表した21日の記者会見で、「非公表にしてほしいとの遺族の強い要望があり、関係する生徒以外には事実は伝えていない」と説明。具体的な対応は、「男子生徒が特定される」として明らかにしなかった。

 市教委は、いじめが関連する自殺と結論づけ、学校の対応に問題があったと謝罪している。