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 東日本大震災後の米軍の支援活動「トモダチ作戦」に参加した、米海軍の最新鋭原子力空母ロナルド・レーガンの乗員交代式が24日、米西海岸サンディエゴのノースアイランド基地であった。この空母は月内にも日本に向けて出航し、10月上旬に横須賀基地に配備される予定だ。

 ノースアイランド基地には、今年5月に横須賀基地を離れた原子力空母ジョージ・ワシントンも係留。乗員約1800人が任務を引き継ぐロナルド・レーガンに移る。第3艦隊のタイソン司令官は交代式で「(日米)二国間関係は石のように固く、乗員は日本で任務をこなし、米国の特別な使者になるだろう」と述べた。

 配備先の横須賀は、米海軍が空母を配備する唯一の海外基地。ロナルド・レーガンは2003年、ニミッツ級原子力空母の9番艦として任務に就いた。飛行甲板は東京ドーム約4個分の広さがあり、原子炉2基を備えている。装備や性能はジョージ・ワシントンより優れているとされ、米政権が進めるアジア太平洋重視の一環と位置づけられている。

 ロナルド・レーガンは東日本大震災の際、「トモダチ作戦」に参加し、洋上支援の拠点となった。その後、東京電力が情報開示を怠ったために被曝(ひばく)したとして、乗組員らが損害賠償を求めて米サンディエゴの連邦地裁に提訴した。(サンディエゴ=佐藤武嗣

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