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 強い台風15号は25日、九州北部を縦断後、日本海に抜けた。東海地方では三重県南部を中心に大雨となり、同日午後5時までの24時間雨量は、同県大台町宮川で全国1位の459ミリを記録。近くの度会町は午後10時半、3世帯5人に避難指示を出した。気象庁は土砂災害などに注意を呼びかけている。

 強風の影響で各地でけが人が出た。消防などによると、午後1時半ごろ、愛知県刈谷市矢場町の刈谷工業高校のグラウンドでベンチが風で飛ばされ、近くにいた野球部員の1年生の男子3人にぶつかって、頭や腕などに軽いけがをした。名古屋市天白区、津市や三重県鳥羽市でもお年寄りが風にあおられて転倒し、足などにけがをした。

 交通機関にも影響が出た。名鉄空港線の常滑―中部国際空港駅間の上下線、JR東海の特急「ワイドビュー南紀」などが、運転を見合わせた。空の便も乱れ、国内線は九州や中国、四国の発着便を中心に、日本航空と全日空の計250便以上が欠航した。

 名古屋地方気象台によると、東海地方は26日未明まで雷を伴って激しい雨が降る。同日午後6時までの24時間雨量は愛知、岐阜両県で120ミリ、三重県は250ミリを予想している。