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 26日午前8時53分ごろ、東京都江東区の東京メトロ東西線木場―門前仲町駅間を走行中の列車でドアが閉まっていることを知らせるランプが消え、全線で列車が緊急停止した。約18分後に運転を順次再開したが、通勤ラッシュなどと重なり、車内は混雑。東京消防庁によると、東陽町駅では13人が体調不良を訴え、4人が救急搬送されたが、いずれも症状は軽いという。

 東京メトロによると、乗客の傘の一部がドアにはさまったことでランプが消えたという。東西線全体で、19本の列車が駅間に停止した。午前7時半ごろにJR総武線の新小岩駅で起きた人身事故の影響で振り替え輸送を行っていたこともあり、通常より利用客が多かったという。

 運転再開後も、前を走る列車が駅にあふれた乗客を乗せるのに時間がかかるなどし、30分以上にわたり乗客が車内にすし詰めになる列車もあったとみられる。

 千葉県浦安市の男性会社員(60)によると、午前8時50分ごろに浦安駅から乗った電車が浦安―葛西駅間で停車し、満員の車内に30分以上閉じ込められたという。「車内はだんだん暑くなってきたが、目を閉じて耐えた。周囲には座り込む人もいた。早く動いてくれとずっと祈っていた。仕事にも遅れたし、勘弁してほしい」と話した。東陽町駅に着いたのは午前10時ごろだったという。

 東京消防庁によると、東陽町駅以外で救急搬送された人はいないという。