[PR]

 建設費高騰を理由に白紙撤回された新国立競技場の建設計画で、旧計画のデザインを担当した建築家ザハ・ハディド氏の事務所(ロンドン)は25日、旧計画の概要をまとめた動画と報告書を公表し、見直し後も旧計画のデザインを生かすべきだと訴えた。

 事務所が発表したビデオは23分余、報告書は91ページに及ぶ。工事費を抑えるために入札方法やデザインの一部を見直すことには賛成する一方で、旧計画は制約の多い敷地や工事期間なども考慮して練られたもので、「効率的だ」とした。「一からデザインを作り直すことは不必要なリスクを生む」とした。また、2013年に6万を固定席、2万を仮設席とする案を出したが、却下されたことも明かした。(ロンドン=河野正樹

こんなニュースも