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 米国ハンバーガー戦争を「停戦」しませんか――。米ファストフード大手のバーガーキングは26日、ニューヨーク・タイムズ紙などに「公開書状」と題した全面広告を出し、ライバルの米マクドナルドにちょっとした協業を提案した。

 内容は、上半分がマクドナルドの「ビッグマック」、下半分は自社の「ワッパー」という看板商品の組み合わせ品「マックワッパー」の共同販売。国連が世界での停戦を呼び掛ける9月21日の「国際平和デー」限定品として、両社の本社の中間地点にあるジョージア州アトランタに店を出して売ろうと提案した。

 両社は全米で激しい競争を展開するが、バーガーキングは「おいしさをひとつにして平和を愛するバーガーをつくりましょう」などとし、「ビーフ(不平)はビーフ(牛肉)で終わらせませんか」と結んだ。英語の「beef」には、牛肉のほかに不平といった意味もある。

 対するマクドナルドも返答を発表した。提案については「すばらしい」としつつ、「2ブランドは違いを生むために何か大きなことができると思う」「私たちは友好的にビジネスで競争しています。戦争による本当の苦痛や被害とは違うものですが」と指摘。「次回はふつうに電話してくれれば」と、つれない返事だった。(ニューヨーク=畑中徹)