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 2020年東京五輪のエンブレムが、ベルギーのリエージュ劇場のロゴマークと似ているとされる問題で、大会組織委員会が28日、選考過程を明らかにした。応募された「原案」と組織委の依頼で修正が加えられた「修正案」を初めて示した異例の内容。「完成版」のオリジナリティーを主張する組織委の狙い通り、騒動は収束するのか。

 東京都内の大会組織委員会のオフィスで開かれた記者会見。グラフィックデザイナーでエンブレムデザイン審査委員の永井一正代表(86)と大会組織委の武藤敏郎事務総長ら3人が出席した。

 「大会エンブレムの決定経緯をつまびらかにご説明させていただく」

 朝日新聞が永井代表を独自取材し、選考過程を報じてから2日。組織委は、永井代表ら8人の審査委員が104点の応募作品から佐野研二郎氏(43)の作品を選んだ昨年11月以降の経緯を説明した。

 選考は作品の作者名がわからない状態で進められた。佐野氏の元々の応募作品はアルファベットの「T」を強調し、三角形が上部に、赤い丸が右下に配置されていた。国際オリンピック委員会(IOC)と組織委が世界の商標を調べたところ、「若干類似する作品が見つかった」という。

 このため、組織委は佐野氏に作品の修正を依頼。今年2月初旬ごろ、佐野氏が示した最初の修正案は大きな円を中心に置き、赤い丸を右上に移動させたデザインだったが、「躍動感が薄まった」として組織委は再度、佐野氏に修正を依頼。4月、いまのエンブレムになったという。

 8人の審査委員のうち、「真剣…

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