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 ローマ法王庁(バチカン)は28日、児童に対する性的虐待で起訴されたポーランド人のウェソロウスキ元駐ドミニカ共和国大使(67)が、バチカン市国の自宅で死亡したと発表した。バチカン司法当局は自然死とみているが、検視を行う。フランシスコ法王にも報告されたという。

 ウェソロウスキ氏は児童性愛の容疑で聖職を剝奪(はくだつ)され、尋問の結果、自宅軟禁処分となった。7月に審理が始まったが、同氏が急病で入院し、延期されたままになっていた。

 AFP通信によるとウェソロウスキ氏は、2013~14年にローマで児童ポルノを所持したことや、駐ドミニカ共和国大使を務めていた08~13年に複数の少年を性的に虐待したことが罪に問われていた。

 法王は聖職者による児童への性的虐待を厳しく処罰する姿勢を示し、バチカンの刑法改正などに取り組んでいる。(アテネ=山尾有紀恵)

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