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 真新しい教室で、少女たちがコンピューターの画面と向き合っていた。生徒のララさんは英語で書いた。

 「私は、学校が好き」

 女子が教育を受ける権利を訴えて、史上最年少でノーベル平和賞を受賞したパキスタン出身のマララ・ユスフザイさん(18)が7月に開いた、シリア難民向けの女学校だ。内戦で隣国レバノンに逃れた14~20歳の約90人が学ぶ。

 「イスラム国」(IS)などの過激派が勢力を広げる内戦下で、心に傷を負った生徒も多い。「女に学問はいらない」と、結婚前の娘を家から出したがらず、弟や妹の面倒を見させようとする親の意識も課題だ。

 開校式にはマララさん本人が訪れた。9カ月前に逃れてきたアーヤ・ハスフィさん(15)と妹のタスマンさん(13)が、学校近くの難民キャンプを案内した。

 2人が「先生になりたい」と夢を話すと、マララさんは「かなうといいですね」と答えてくれたという。タスマンさんは「とても優しかった。彼女のおかげで、勉強する勇気がわいてくる」と言った。

 壁に、マララさんの国連での演説の一節が貼られていた。「一人の子ども、一人の先生、一冊の本、一本のペンが世界を変える」

■生き様に励ま…

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