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 29日に始まったマレーシアのナジブ首相の辞任を呼びかけるデモは、30日も首都クアラルンプールで続いた。独立広場周辺には黄色のシャツを着た参加者が集まり、クリーンな政治の実現を求めて「ブルシッ(清廉)、ブルシッ」と声を上げた。

 NGOの連合体「ブルシ」の主催で、この日が最終日。数万人が集まったとみられる。警察は「治安を脅かすデモは違法で、逮捕も辞さない」と警告してきたが、警官隊との大きな衝突は起きていない。

 2012年にブルシが同じ場所で開いたデモでは、群衆の一部がバリケードを壊してなだれ込み、警官隊が催涙弾や放水を浴びせて強制解散させた。今回は警察が設けたバリケードより手前にNGOが自主規制線を引き、警官隊との距離を置いた。ブルシのマリア・チン代表は「暴力とは無縁のデモで、逮捕される理由はない」と話した。(クアラルンプール=都留悦史)

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