鉄道ファンに愛され続けてきた梅小路蒸気機関車館(京都市下京区)が、30日に閉館し、43年の歴史に幕を下ろした。
蒸気機関車(SL)20両や1904年に建てられた「旧二条駅舎」、14年に建設された「扇形車庫」などは来春開業する京都鉄道博物館の一部となる。
30日には、家族連れら1万1206人が訪れ、別れを惜しんだ。一日あたりの来館者としては、1972年の開館直後の1万4354人には及ばなかったものの、87年のJR西日本発足以降では最多。開館以来ののべ来館者は848万人を超えた。
京都府舞鶴市から、2歳の息子と訪れた男性(26)は「祖父らと数え切れないほど来て、思い出が詰まっているので、閉館は寂しい。年を取り、今日来られなかった祖父に、撮った写真を見せたい」と話していた。
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朝日新聞社会部