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 漫画家、妖怪研究家の水木しげるさん(93)が7月、地元・鳥取のテレビ局の企画で、子どものころ妖怪に目覚めた原風景と、妖怪の先生「のんのんばあ」の面影をたどる旅をした。ふるさとで再確認したこともあれば、新たな気づきもあったという。

 「この間、出雲に行ってね。今は体も頭も調子がいい」。8月下旬、水木さんは笑顔でインタビューに応じた。昨年末に体調を崩し、2カ月ほど入院。その後も体調管理を優先して仕事や取材を制限してきた。一方で、自身が妖怪に目覚めた原風景を改めてたどりたいと、島根半島の地図を眺めては意欲を燃やしてきた。今回の番組収録の旅は悲願だった。

 水木さんが育ったのは現在の鳥取県境港市。家の前は境水道で、向こうに島根半島が見えた。小学校入学前、水木家で子守をしていた「のんのんばあ」こと景山フサさんに連れられて島根半島を歩き、妖怪について教わった。夕方、人の気配もない場所で、鐘の音が聞こえた。あれは荒れた寺に来る妖怪「野寺坊」の仕業だ。道端の廃屋はのぞいちゃいかん。古ぞうきんのお化け「白うねり」が首に絡みつくから……。「あの時は最高だったなあ」

 今回の旅では、死んだ子どもの…

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