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谷垣禎一・自民党幹事長

 1960年、私は高校1年生でした。岸内閣のもと、今の安倍総理のおじいさんですね、日米安保条約改定をやりました。今日では日本の平和と安全に大きな功績があったことは、だいたいの方がお認めだと思います。しかしあの当時は、岸さんは日本をもう一回戦争できる国に持っていくんじゃないかと、大安保反対闘争が起きたこと、私もまだ高校1年生でしたがよく覚えています。

 あの当時、世界で圧倒的に強い国だったアメリカと同盟を組んでいること自体によって、日本の安全が相当確保できたことは間違いありません。しかし今、アメリカの力がかつてほどでなく、代わりに中国がものすごい力をつけてきた。アメリカの力が落ちてきた部分を、何かで補わなければいけないことを正面から認めなければならないと思います。そうしてそれを冷静に分析して組み立てていく議論を今回、本当はしなければいけない。なかなか実はそうなってないんですね。私どもはこうした観点を、これからはっきり国民のみなさまに説明しながら前に進んでいく、こういう態度を取りたいと思っています。(兵庫県豊岡市での講演で)

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