[PR]

 「目玉の松ちゃん」の愛称で親しまれた日本初の映画スター、尾上松之助(おのえまつのすけ、1875~1926)が主演した「忠臣蔵」の映画フィルムが、京都市内で見つかった。生涯に1千本以上の作品に出演したとされるが、映画フィルムはこれまで10本程度しか確認されておらず、極めて貴重だ。松之助の生誕140年を記念し、10月の京都国際映画祭で上映される。

 見つかったのは、1926年に日活が製作した「実録忠臣蔵」(池田富保監督)を家庭向けに再編集した9・5ミリのパテベビー版(無声)の完全版。全4巻で合わせて約66分になる。

 古い映画フィルムや映写機を収集展示する「おもちゃ映画ミュージアム」(京都市中京区)に6月、熊本県の個人から寄贈されたフィルム群の中に含まれているのを、ミュージアム代表理事の太田米男・大阪芸術大教授が発見した。

 当時の映画フィルムは燃えやすかったこともあり、多くが廃棄や火災などで失われ、ほとんど現存していない。松之助の「忠臣蔵」は、日本映画の父、牧野省三が10~12年に監督した複数の作品を1本に編集したフィルムが残るが、今回のものは松之助最晩年の主演作。京都文化博物館(同)にパテベビー版の約20分の断片が現存しているが、今回は完全版で、江戸城松の廊下の刃傷事件や松之助演じる大石内蔵助が雪の中を吉良邸へ討ち入る場面なども含まれる。

 太田教授は「失われたと思われ…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら