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 デザイナーの佐野研二郎氏(43)が制作した2020年東京五輪・パラリンピックのエンブレムについて、大会組織委員会は1日、使用を中止して取り下げることを決めた。この問題では、エンブレムが盗作ではないかとする声や、無断転用した画像で使用イメージ図を作製したのではないかとの指摘が相次いでいた。組織委は新しいエンブレムを公募して選ぶ方針だ。

 整備計画がいったん白紙撤回された新国立競技場に続き、大会の象徴的存在が再び取り下げられる異例の事態となった。組織委の武藤敏郎事務総長は記者会見で、「佐野氏は使用イメージ画像の無断転用は認めたが、エンブレムの模倣や盗作は否定している。組織委も盗作とは考えていないが、今や一般国民の理解を得られなくなった」と使用中止を決めた理由を述べた。

 エンブレムは組織委が応募104点の中から選び、7月24日に発表した。ベルギーのリエージュ劇場のロゴマークと似ているとの指摘が出たため、組織委は8月28日に記者会見を開き、原案から2度の修正を経て最終的なエンブレムになったとして「全くのオリジナル」と主張。しかしインターネット上ではこの会見の直後から、「原案がドイツのタイポグラファー、ヤン・チヒョルト氏の展覧会のポスターに似ている」「(7月の会見でも公になった)使用イメージ画像も無断転用の可能性がある」などの新たな指摘が出た。このため武藤事務総長は1日朝、佐野氏や審査委員の永井一正代表を呼んで事情を聴いた。

 武藤事務総長によると、佐野氏…

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