【動画】ウッティーの鵜飼いデビューに「ほっとしました」=小山琢撮影
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 京都府宇治市の「宇治川の鵜飼(うかい)」で、国内初の人工孵化(ふか)によって昨年6月に生まれたウミウの若鳥「ウッティー」が5日、鵜飼いデビューした。

 初めて川に入った昨年秋以降、鵜匠(うしょう)の澤木万理子さんらが先生となり、水に潜ったり、投げ込まれた魚を捕ったりする訓練を続けてきた。人間に育てられたため、先輩のウミウになかなかなじめなかったが、春から鵜小屋で共同生活を始めて克服し、デビューにこぎつけた。

 この日は、鵜匠とつなぐ綱に初心者マークを付け、ほかの5羽と一緒に鵜舟から川に入った。最初は水面でひっくり返るなど勝手が違う様子だったが徐々に調子をあげ、何匹もの魚をのみ込んだ。

 澤木さんは「昨晩からすごく心配でしたが、80点ぐらいの出来。ほっとしました。ウッティー、やっぱり鵜だったんだ」と笑顔を見せた。

 宇治川では今年も人工孵化で2羽の「2代目ウッティー」が生まれ、順調に育っている。(小山琢)

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