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 約4500年前につくられ、今も謎に包まれた英南西部ソールズベリーの環状巨石群「ストーンヘンジ」の近くの地中に、より大規模な巨石の遺跡が眠っていることを、考古学者らのグループが突き止めた。

 英BBCなどによると、新たに巨石群が確認されたのは、ストーンヘンジから北東約3キロにあるダーリントンウォール遺構の南側の地中。直径100メートルのストーンヘンジに対し、直径500メートルの円形の土手の形で、その規模から巨石の発見前から「スーパーヘンジ」と呼ばれてきた。

 この遺構の地下約1メートルに、大きいもので高さ4・5メートル、幅1・5メートルある石柱が最大30個、崩れたものも含めると約90個が、弧を描くように一列に並んでいるという。地面を掘り返さず、レーダーを使った地中探査技術で確認された。

 石柱は近郊で採れる大砂岩とみられ、ストーンヘンジが造られたのと同じ新石器時代に、儀式のために造られたとみられている。(ロンドン=渡辺志帆)