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 昨年度の小学生の暴力行為は1万1468件で、前年を約5%上回って過去最多となった。文部科学省が16日、国公私立の小中高校を対象にした「問題行動調査」の結果を発表した。中高生の暴力が大きく減ったのとは対照的に、増加に歯止めがかからなかった。

 小学生の暴力の内訳は、児童間が7113件、対教師が2151件、器物損壊が1997件、それ以外の人への暴力が207件。教員を何度も蹴る▽文具を隠したことをきっかけに殴り合う▽登校中に雪玉をガラスに投げて破損させる――などの例があった。暴力があった小学校は、校内に限っても全体の12%にあたる2499校にのぼった。

 文科省は、繰り返し暴力をふるう子や感情のコントロールができない子が増えていると分析。貧困などの課題を抱える家庭が増え、小学校入学前に言葉で意思を伝えさせるなどの家庭教育が十分でないケースが目立つという。加害者数を学年別にみると、小6は前年度より減ったが、小1は5年前の2倍以上に増えた。

 一方、中学生の暴力行為は3万5683件(前年度比11・3%減)、高校生は7091件(同13・6%減)。減少は、非行集団が減った影響などが考えられるという。小中高生の合計を都道府県別にみると、千人当たりの発生件数が最も多かったのは大阪府の10・6件。最少は秋田県の0・6件だった。

 暴力行為以外の調査では、小中…

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