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 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の運営会社が沖縄県でつくる新テーマパークの投資額が、約600億円になると10日わかった。2020年春までの開業をめざし、10年間で1・7兆円の経済効果が出ると見込んでいる。

 建設予定地は、沖縄県本部町の国営公園「海洋博公園」の敷地内。沖縄の美しい海や輝く太陽といった自然を体感できる乗り物など、複数のアトラクションをつくる予定だ。

 同社は、財団法人「沖縄美(ちゅ)ら島財団」が管理している海洋博公園の運営にも、かかわりたい考えだ。公園内の「沖縄美ら海水族館」は14年度に323万人が訪れた。既にある公園内の施設と新設するパークの相乗効果をねらう。開業後5年以内に、二つの施設合わせて年600万人超の来場者をめざす。新たなホテルや土産物店の建設なども含め、10年間で1・7兆円の経済効果、約2万人分の雇用につながるとみている。

 国営公園内での建設には建築制限の緩和などが必要となる。国は国家戦略特区を生かすなどして、新パーク建設を後押しする考えだ。沖縄県が予定する特区申請とあわせ、USJの運営会社は今月下旬にもパークの事業計画を示す見通しだ。(溝呂木佐季)