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 米アップルが販売する携帯デジタルプレーヤー「iPod(アイポッド)」の技術をめぐり、東京都内で会社を経営する技術者の男性(58)が「特許を侵害された」とアップル日本法人に100億円の賠償を求めた訴訟で、最高裁第二小法廷(小貫芳信裁判長)はアップル側の上告を退けた。9日付の決定。アップル側に約3億3千万円の支払いを命じた二審・知財高裁判決が確定した。

 問題となった特許は、iPodの前面にある操作盤「クリックホイール」に使われた技術で、男性が1998年に発明した。アップル側はこの技術の使用を望んで男性と交渉したが、まとまらないままiPodを2004年に発売。07年に男性が提訴していた。