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 安全保障関連法案に反対する行動がこの週末も各地で展開されている。こうした行動にあまり縁がなかった老若男女が、趣向を凝らしてプラカードやチラシをつくる。それぞれが込める思いとは――。

 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し――

 憲法9条の条文を書いた白いポンチョを着るのは、熊本県御船町の林業、国武智仁さん(24)。「自衛隊が他の国で人を殺したり、殺されたりするのは絶対にいやだ」。7月、若者らのデモが熊本市であると知り、彼女を誘って駆けつけた。

 参加後、初めて9条をじっくり読み、「戦争をさせないための言葉だ」と感動した。最近は「9条くん」と呼ばれ、写真撮影を求められることも。「デモっておもしろそう、行きてえ、と思ってもらえれば」

 福岡市のイラストレーター、いのうえしんぢさん(45)は、猫の顔に「ニャンで戦争?」という言葉を添えたポスターを作ってデモに参加している。愛猫のソラをモチーフに、「ダジャレありき」で描いた。「血や銃より、かわいいもののほうが目をひく。じっくり見ると『戦争反対を訴えている』とわかってもらえるのでは」と話す。

 福岡市中央区の光円寺の住職、円日(まどか)耕也さん(61)は今月9日、安保関連法案の反対を訴える福岡でのデモで「兵戈(ひょうが)無用」と書いたプラカードを掲げた。「兵隊も武器も無用」の意味。被爆後の長崎で遺体搬送に携わった亡き父が25年ほど前に作った。「小さな声でもあげ続けたい」

 東京の国会前で10日にあった抗議行動に参加した神奈川県藤沢市の主婦、白田真木さん(62)は、段ボールにハートを描いて「大切な人を戦場に送らないで」とつづった。絵の具は、31歳と26歳の息子たちが小学生時代に使っていたものだ。

 長らく周囲の目を気にして政治…

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