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 街が水につかってから5日目。豪雨災害に見舞われた北関東、東北地方は新たな週が始まったが、普段の暮らしは戻っていない。地元の人たちは片付けに追われ、遺体発見の連絡に知人らが悲しんだ。一方、災害が発生した当時の様子が少しずつ明らかになり、行政の対応に疑問の声が上がった。

 茨城県常総市内の鬼怒川東部の小中学校は大雨による影響で再開のめどが立っていない。計10校が14、15日休校となった。

 このうち、校舎1階が約80センチの高さまで床上浸水した市立玉小学校(132人)では、14日も教職員ら約15人が総出で泥まみれの机を外に出したり、水を外にはき出したりした。

 10日夜から教職員が児童の安否を尋ね、11日午前までに全員の無事を確認した。だが、まだ水道も復旧していない。柳康夫教頭は「全員が無事だったのが不幸中の幸い。子どもたちがリズムを整えて安定した生活に戻るには、学校でみんなと勉強するのが一番。なるべく早く再開したい」と話す。

 子どもたちは市の北側にある茨城県下妻市立千代川体育館などに避難している。玉小5年の女子児童(10)は自宅が床上浸水したため、家族3人で昼は自宅の片付けをし、夜はこの体育館で眠る生活が続く。体育館には同じ学年の友達がいない。女子児童は「友達の顔が見られなくて寂しい。学校へ行って友達と鬼ごっこをしたい」と話した。

 常総市立石下中1年の中山亮大君(13)もこの体育館で家族5人で避難生活を続ける。中学校は12日に運動会を予定していたが、大雨の影響で中止になった。中山君は「クラス対抗リレーを楽しみにしていたので残念。来年は運動会に出たい」と話した。(箱谷真司、畑宗太郎、池田良)

■遺族や知人ら悲しみに…

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