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 米テキサス州に住む14歳のイスラム教徒の少年が、自作のデジタル時計を高校に持って行ったところ、爆弾と勘違いされて逮捕される事件が起きた。学校側は「生徒の安全を守るためだった」と釈明しているが、批判は続いており、オバマ大統領も少年をホワイトハウスに招待する意向を示す事態に発展している。

 地元メディアによると、逮捕されたのはスーダン出身で、同州アーバインに住むアーメッド・モハメド君。工作や発明が趣味で、中学ではロボット部に所属していたモハメド君は、9月に入学したばかりの高校でも得意分野を先生に見せようと自宅でデジタル時計を作り、14日に持って登校した。

 ところが、授業中にアラームが鳴った後、教師の一人は「爆弾のように見える」と発言。授業中に校長と警察官から呼び出され、逮捕されたという。

 モハメド君はその後釈放されたが、3日間の停学処分になったという。また、米航空宇宙局(NASA)のTシャツを着たまま手錠をかけられ、連行される写真がツイッターに投稿されたこともあり、学校の対応に批判が殺到。父親は取材に「名前がモハメドだから逮捕されたのだと思う」と話した。

 話題が米国に広がるなか、オバマ氏も17日、「かっこいい時計だね。ホワイトハウスに持ってこない?」とツイッターに投稿。モハメド君をホワイトハウスに招待する意向を示した。(ロサンゼルス=中井大助