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 フランスでのかつお節づくりが、いよいよ実現しそうだ。鹿児島県枕崎市のかつお節業者などが出資する「枕崎フランス鰹節(かつおぶし)」(大石克彦社長)は、フランスで計画するかつお節工場について、月内にも着工し、完成は来年6月ごろになる見通しだと発表した。来夏の生産開始をめざす。

 同社は昨春、日本食ブームの欧州でかつお節を広めようと、枕崎市のかつお節製造業者など10社で設立。フランス北西部ブルターニュ地方の港町、コンカルノー市で進出準備を進めてきた。今月2日に建設用地を取得し、総事業費約3億円をかけて工場を建てる。

 カツオは主にインド洋産を使うが、日本とほぼ同じ方法でかつお節にする。かつお節にはカビの付いた「枯れ節」と、カビのない「荒節」があるが、当面は荒節をつくる。

 大石社長は記者会見で「フランスで販売されているかつお節の味は、日本のものとは違う。ぜひ本物のかつお節の味を知ってもらいたい」と意気込む。

 現地の問屋を通じ、欧州内の日本料理店や個人に販売する予定。初年度の売上高は約1億円を見込む。(林国広)

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