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 米ラスベガスとロサンゼルス近郊を結ぶ高速鉄道(新幹線)計画に、中国の企業連合が参加することが17日、明らかになった。今月下旬の習近平(シーチンピン)主席の米国訪問を控え、経済分野での協力関係を示す象徴にするねらいがありそうだ。

 中国国営新華社通信によると、共産党の経済政策担当幹部が17日、国営の「中国鉄道総公司」を中心とした企業連合が米国側との合弁でプロジェクトを手がけることに合意した、と報道陣に語った。ラスベガスから、ロサンゼルスのあるカリフォルニア州南部までの約370キロを時速250キロ程度で結ぶ計画で、来秋の着工をめざすという。

 高速鉄道の総延長が世界一の中国は、政府ぐるみで鉄道事業の海外輸出に注力している。米国でのプロジェクト参画は初めてで、他国での受注にもはずみがつくとの期待も広がる。(北京=斎藤徳彦)