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 JR東日本敷地内の連続不審火で、東京都北区の現場に残された粘着テープから検出された指紋が、品川区の不審火に関わったとして逮捕された野田伊佐也(いざや)容疑者(42)の指紋と一致したことが、捜査関係者への取材でわかった。警視庁は、北区の不審火に野田容疑者が関わったことを裏付ける証拠とみている。

 捜査関係者によると、北区栄町の第2王子踏切近くの不審火現場からは、周囲を粘着テープで巻いたペットボトルが見つかった。警視庁が調べたところ、粘着テープから指紋が検出され、照合すると野田容疑者のものと一致したという。

 この踏切付近では、5月と7月、8月に計3件の不審火が確認されている。指紋が確認された遺留品は、5月か8月の不審火の際に現場に残っていたものとみられる。8月の不審火では、現場に残っていたペットボトルに、アルコールが入っていたことが確認されている。

 野田容疑者は調べに、8月以降に発覚した計8件の不審火の大半への関与を認めているほか、7月以前からやっていたという趣旨の供述をしているという。