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 マララ・ユスフザイさんがインタビューで朝日新聞とやりとりした際、マララさんの答え全文は以下の通り。

 ――あなたがノーベル賞を受けた後も、例えばボコ・ハラム(ナイジェリアの過激派)は女子生徒たちを誘拐し、人質にとったままです。今回の映画を通じ、女子教育をターゲットにする勢力に向かって何と言いたいですか。

 今回の映画は私たち家族の物語、私たちがテロリズムによって影響を受け、それでも教育を受ける権利や平和のために立ち上がったさまを描いています。でも同時に確かなのは、これは私たち一家族だけの話ではなく、世界中の何百万人もの人たちの物語、教育を奪われた何百万人もの女の子の物語だということです。だからこの映画を通じて、人々の意識が向上し、今でも多くの子供、世界中で6600万人以上の女子が学校に通えずにいるのだということを思い起こしてほしいと願っています。この問題について人々の理解を助け、その解決策を見いだす助けになればと願っています。

 ――あなたを撃った者たちはイスラム教の正しい信徒だと自称していますね。今年1月には、シリアで過激派組織「イスラム国」(IS)に2人の日本人が殺されました。イスラム教の真の意味についてどう考えますか。

 イスラムは平和の宗教です。イスラムという語自体が平和を意味するのです。問題はすべて、イスラムについての人々の異なる解釈、そしてそれがおのおのの目的と一緒にされてしまうことの方にあります。残念なことに、立ち上がって、これは正しくないと表明する宗教学者はあまりいませんし、これは真のイスラムではないと声を上げる人もあまりいない。私はできる限り努力して、イスラムが扱っているのは平和だということを言おうとしてきました。

 イスラムは真実と兄弟愛であり、その教えの中では明確に、あなたがもし一人の人間を殺せば、それは人類全体を殺害することであり、逆にもし一人の命を救えばそれは人類全体を救済することだと説かれています。教育を受けることはあらゆる個人の権利であるばかりではなく、義務であり責任なのです。学び、知識を得て、教育を受けるべきなのです。残念ながら、自分たちが真のイスラム教徒だと自称している人たちがいますが、彼らはイスラム教についての真実の、正しい知識を持っていないのです。

 正しいタイミングで声を上げる…

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