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 埼玉県熊谷市の民家3軒で6人が殺害された事件で、関与が疑われているペルー国籍のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン容疑者(30)が事件前、複数の知人に電話を掛け「殺される」「誰かに追われている」と話したことが捜査関係者への取材でわかった。県警は意識不明となっている同容疑者の回復を待って、うち2人への殺人容疑などで逮捕する方針。

 ナカダ・ルデナ容疑者は16日に民家2階から飛び降りた際に頭の骨が折れ、意識不明となった。捜査関係者によると、容体に変化はないが、危機的な状況は脱したとみられるという。

 捜査関係者によると、同容疑者は13日午後に熊谷署から立ち去った際、パスポートや財布とともに携帯電話を置いていった。通話履歴などを調べると、同容疑者が事件前、外国人の複数の知人と連絡をとっていたことがわかった。県警が電話の相手から話を聴いたところ、同容疑者は身の回りで異常が起きていることを訴え、「殺される」などと話していたという。