野村周平
(23日・ラグビーW杯、日本10―45スコットランド)
マフィがいなくなった。
後半4分のことだ。攻撃を活性化させていた日本の切り札は、芝に寝たまま起き上がれない。主将のリーチが駆け寄って右手をそっと握る。「後は任せろ」とでも伝えたのだろうか。
だが、マフィの穴は大きかった。日本がいくらボールをつないでも、スコットランドの堅守をあと一歩のところで破れない。ミスからの切り返しで陣地を大きく戻される。23分、日本の持ち味である短いパスを奪われ、相手WTBに70メートル近く走られた。10―31。3トライ3ゴールを決めて、やっと追いつく点差だ。ここで勝負の大勢は決した。
南アフリカから大金星を奪い、…
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
残り:586文字/全文:873文字
980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら
新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報