[PR]

 梶田隆章さんは研究の意味を説明する一文を朝日新聞に寄せた。

     ◇

 私たちが見つけた「ニュートリノ振動」とはどんな現象なのか。

 ニュートリノはこれ以上小さくすることのできない素粒子の一つです。かつては重さ(質量)がないとされてきました。

 もし、これを読んでいるあなたが小学生なら、こう覚えて下さい。ニュートリノは三つの型があり、飛んでいるうちに型が変わります。このことを「ニュートリノ振動」といいます。この変身がニュートリノに重さがある証拠になるのです。

 科学に詳しい人は、アインシュタインの特殊相対性理論を思い浮かべてみて下さい。この理論では、物が速く動くようになると、外から見ると、その物の時計はゆっくりと進みます。最も速い光の速さになると、時計は進まなくなります。

 物の状態が変わって変身するということは、その分だけ時間が経過していることになります。つまり、ニュートリノが別の型に変わるということはニュートリノの時計が進んでいるのです。時計が進んでいるなら、ニュートリノは光速じゃない。光速で飛んでいない物には質量があるのです。

 ニュートリノ振動が見つかった…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら