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 旭化成建材が杭工事の施工データを偽装していた問題で、横浜市のマンションでデータを偽装した現場責任者が関わった41件のうち、10件以上でデータ偽装の疑いがあることが旭化成関係者への取材でわかった。

 旭化成建材は、過去10年間に45都道府県の3040件で杭工事をし、横浜市都筑区の大型マンションの現場責任者は9都県の41件で杭工事に関わっている。同社で41件の施工報告書などを調べたところ、10件以上で杭の施工データが偽装されていた疑いが判明したという。

 旭化成建材は、同様に偽装の有無について調べている元請けのゼネコンと調査結果を突き合わせ、最終的な件数を確定させる。親会社の旭化成は11月2日、41件分の調査結果について国土交通省に報告し、公表する予定だ。

 旭化成によると、データ偽装が確認された場合、元請けを通してビルの所有者やマンションの住民らに伝え、地盤調査を行って杭の安全性を早急に確認する。(峯俊一平)