皇太子ご夫妻は31日午後、鹿児島市の鹿児島アリーナで、国民文化祭の開会式に出席した。皇太子さまは「文化芸術の持つ大きな感動と活力により、(東日本大震災の)被災地の方々に勇気と明るさを与えるものとして、大きな役割を果たすことを期待しております」とあいさつした。

 皇太子妃雅子さまも前日に続いて元気な姿を見せ、伝統の音楽や芸能などで鹿児島を紹介する開会演技をお二人で見守った。演技の中で島唄を披露した楠田莉子さん(17)に、雅子さまは「本当にすばらしい歌でしたね。伸びやかな声で」と言葉をかけた。

 ご夫妻は、文化祭の行事の薩摩焼展も視察した。子ども向けの陶芸教室を見学し、「難しい?」などと笑顔で声をかけて回った。

 この日、午前は負担を考慮して雅子さまは休養し、公務には皇太子さまがお一人であたった。(伊藤和也)