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 タイで30日深夜から1日未明にかけて、情報通信技術省や首相府などのサイトが次々と集中的なアクセスを受けてダウンした。軍事独裁体制をしくプラユット暫定政権によるインターネット規制案に反対するゲーム愛好者らの呼びかけに多くの人々が参加したためとみられる。

 30日夕、「ゲーマー議会」を名乗るグループがフェイスブック上で「午後10時を期して情報通信技術省のサイトを一斉に訪問しよう」と呼びかけた。10時を待たずにサイトへのアクセスが集中し、8時すぎにはアクセス不能になった。グループは「次は首相府へ」と標的を変え、首相府のサイトもダウンした。

 参加者はフェイスブック上でさらに別の標的を提案。国営通信大手CATテレコムや国内治安維持司令部(ISOC)、国軍司令部などのサイトに次々とアクセスが殺到した。

 暫定政権は昨年5月のクーデター直後からインターネットの監視・統制を強めようとしてきた。プラユット暫定首相が最近、情報通信技術相に対して、CATテレコムをすべての情報が通過する「関所」のようにできるか検討するよう指示したことが明らかになり、批判が出ていた。(バンコク=大野良祐)

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