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 中国で日本人男性2人が「スパイ行為」の疑いで拘束されている事件で、浙江省の軍事施設の周辺で拘束されたのは愛知県在住の50代前半の男性、北朝鮮国境に接する中国遼寧省丹東市で拘束されたのは神奈川県在住の50代半ばの男性とみられることがわかった。複数の関係者によると、神奈川県の男性は脱北者で、日本国籍を取得したという。

 中国当局は5月、「反スパイ法」と「刑法」に触れたとして、男性2人を相次いで拘束。中国外務省は9月30日、スパイ活動の疑いで2人を逮捕したことを発表した。

 このうち、丹東市で拘束された男性と、神奈川県大和市に居住歴がある50代の脱北者の氏名が同じであることが取材で判明。この脱北者と面識がある関係者によると、脱北者は日本で生まれ、父親は在日朝鮮人、母親は日本人。1960年代に在日朝鮮人らの帰還事業で家族と北朝鮮に渡った。90年代後半に脱北し、2001年に日本に入国後、日本国籍を取得したという。

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