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 明治大学法科大学院の青柳幸一元教授(67)=懲戒免職=が教え子の女性に司法試験問題を漏らしたとされる事件で、女性が大学院を修了した後に2人は親密になり、元教授が個別指導を繰り返しているうちに問題を教えていたことが関係者への取材でわかった。

 東京地検特捜部は近く、青柳元教授を国家公務員法(守秘義務)違反の罪で在宅起訴する見通し。女性からの漏洩(ろうえい)の働きかけはなかったとして、女性の刑事責任は問わないとみられる。

 青柳元教授は憲法が専門で、司法試験の問題作成などを担当する考査委員を旧司法試験時代の2002年から務めていた。

 関係者によると、女性は大学院で青柳元教授が担当する少人数制の講義を受講。昨年3月に大学院を修了後、同年5月に司法試験を初めて受験したが、合格点にわずかに届かなかった。法務省はこの試験についても調査したが、突出して高得点の科目があるなどの不自然な点はなかったという。

 女性は2度目の受験に向け、青柳元教授と2人だけで会い、個人的に指導を受けるなどして親密になった。今年の試験前の2~4月ごろに、元教授の研究室で問題の漏洩を受けたとみられている。

 青柳元教授は、今年の司法試験に出題する予定の論文試験の問題を示し、女性の答案を添削するなど指導を繰り返した。女性のパソコンには、指導を受けた内容を盛り込んだ答案が保存されていたという。

 青柳元教授は試験後、触れるべき判例や論点をまとめた模範解答を作成。採点基準の参考とするため、ほかの考査委員に配ったという。論文試験は800点満点で憲法の配分は100点。解答用紙は憲法だけでA4判で8ページ分だったが、女性の解答には模範解答と似た表現や構成が目立ち、漏洩が発覚したという。

 同大学院の学生らによると、青…

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