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 13人に1人いるとされるLGBTなどの性的少数者。ありのままの姿を写真家が撮影し、発信するプロジェクトが始まっています。カミングアウト(打ち明けること)を望む人を後押ししたい。身近な存在として受け止めてほしい。こうした願いが込められています。

これ以上、うそつきたくない

 プロジェクト名は「OUT IN JAPAN」。一人ひとりのカミングアウトが次の誰かを力づける、そんな勇気のリレーを日本全国に広げたいという思いを込めた。LGBTなどとそうでない人をつなぐ活動をするNPO法人「グッド・エイジング・エールズ」(東京)が運営する。

 今年3月と8月に東京で撮影会が開かれ、写真家レスリー・キーさんが計190組229人を撮影した。2020年までに1万人の撮影をめざす。サイト(http://outinjapan.com別ウインドウで開きます)や写真展を通じて公開する。カミングアウトにまつわるエピソードや思いをつづったメッセージが添えられている。

 《「大切な友だちにもうこれ以上噓(うそ)をつきたくない」》

 東京都の会社経営増原裕子(ひろこ)さん(37)がカミングアウトを決意したのは、そんな思いからだった。女性を好きな自分を「当たり前から外れている」と否定し、誰にも言ってはいけないと思っていた。だが、自分をさらけ出していない罪悪感に苦しんだ。

 大学の卒業旅行。「女の子が好き」「黙っててごめん」。声が震え、いつの間にか泣いていた。友だちも「1人で悩んでつらかったね」と一緒に泣いてくれた。「このままの自分で生きていけるのかもしれないという、兆しがみえた出来事でした」

 東京都の飲食店経営杉山文野(ふみの)さん(34)は約10年前、祖母に性同一性障害であることを打ち明けた。90歳を迎える祖母に分かるだろうか。そんな心配をしたが、返ってきた言葉は「あんたがそういう活動をすることで救われる人もいるでしょう。頑張りなさい」。孫娘だった杉山さんを「彼」と呼ぶようになった。

 《年寄りには理解出来ない、という僕自身の偏見に気づいた》

 杉山さんは「社会が、みんなが…

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