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 今年のノーベル医学生理学賞に輝いた大村智さんは、山梨県韮崎市神山町の農家に生まれた。5人きょうだいの長男。子どものころは、家畜の世話などの手伝いが忙しかったという。弟の泰三さん(75)は、智さんが勉強している姿は見たことがないという。「きょうだいで遊んでばかり。高校生のころも、机はいつもほこりをかぶっていた」

 ただ、そのころから「理論家」だったという。「たっころがし」という農機具で田んぼの雑草を取る際は、ゆっくり歩いて使うのが普通だった。走りながら使う大村さんを見て、近所の大人が「それでは雑草が取れない」と言うと「原理的にはこれで取れるはず」と説明した。

 韮崎高校ではスキー部と卓球部の主将。運動に明け暮れた。父親から「勉強したいなら大学へ行っていいぞ」と言われ猛勉強し、山梨大に入学。卒業後は地元での教職を目指したが、その年は募集がなく、東京都の墨田工業高校定時制の教師になった。それが、研究者への道につながった。

 「近くの工場から仕事を終えて…

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