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 ノーベル医学生理学賞が大村智さんに贈られることが決まって一夜明けた6日、ゆかりのある県内関係者からは祝福の声が上がった。

北本

 北里大学メディカルセンター(北本市)の廣瀬隆一病院長は6日、「常にパイオニア精神で人がやらないこと、臨床に役立つことに取り組むよう教えてこられた。本当に素晴らしい研究者で、大きな影響を受けた」と受賞を喜んだ。

 センターは北里研究所(東京都港区)の施設が手狭になったため、1989年に大村さんの発案で設立。国有地の払い下げを受けて北本市に進出した。今回の受賞対象の業績である、寄生虫病治療薬「イベルメクチン」の特許収入で設立費の全額を賄ったという。

 芸術の色彩が強いことで知られるセンターは、市民からも愛されている。玄関ホールでは年1回、秋から冬にコンサートを開催しているほか、「大村コレクション」と呼ばれる北里研究所所有の絵画約1700点のうち、約350点が飾られている。2004年にセンター北館が増築された際には、大村さんが今年5月まで理事長を務めた女子美術大学の学生が屋内空間づくりに関わった。

 センターによると、ナチス・ドイツの強制収容所から生還した精神科医ビクトール・フランクルの「芸術は人の魂を救い、生きる力を与える」という言葉に感化された大村さんが「病院は芸術発信の地でもある」と位置づけたのだという。

 近くには大村記念館があり、大…

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