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 先生のリーダーシップなしにこの成果はなかった――。今年のノーベル物理学賞に決まった東京大宇宙線研究所長の梶田隆章教授(56)は7年前に亡くなった恩師の戸塚洋二東京大特別栄誉教授への感謝の言葉を繰り返す。戸塚さんの妻裕子さん(71)は「スタッフのコツコツ地味な研究があってのこと。みんなの励みになるし、夫も喜んでいるはず」と祝福した。

 裕子さんは6日夜、報道関係者からの電話で梶田さんの受賞を知った。友人からも数多くメールが届いたという。「認められて本当に良かったわね、と笑顔の遺影に語りかけました」

 戸塚さんは、スーパーカミオカンデの研究グループを率いて、「ニュートリノ振動」を示す観測データを導き出した。

 だが、体調を崩し、2000年に大腸がんの手術を受けた。01年には、梶田さんが「一番苦しかった」という、スーパーカミオカンデの光検出器の半分が壊れる事故に見舞われた。戸塚さんは研究代表者として奔走し、翌年に再建にこぎつけた。梶田さんは「忘れてはいけないのが、その時の戸塚先生のリーダーシップ。これでチーム一丸となった」と6日夜の記者会見で話した。

 戸塚さんは08年に66歳で亡…

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