[PR]

 オバマ米大統領は7日、アフガニスタン北部クンドゥズで米軍が国際医療NGO「国境なき医師団」運営の病院を誤爆したことを受け、同医師団のジョアンヌ・リュー会長に電話し、謝罪した。また、アフガンのガニ大統領にも電話し、「悲劇的な事件に対する遺憾の意」を伝えた。

 米政府はこれまで、計22人の犠牲者が出た病院の誤爆についてカーター国防長官らは事実を認めていたが、大統領が直接謝罪し、責任を明確にした形だ。オバマ氏は声明で「米軍の誤爆で犠牲になった病院スタッフや患者に哀悼の意を捧げる」と表明した。

 またオバマ氏は、国境なき医師団がアフガンや世界各国で多くの命を救っていることに敬意を表し、「リュー会長が望むとおり、国防総省が進めている調査によって、事件について透明性を伴った完全で客観的な事実が出ることを保証する」との考えを示した。

 またガニ大統領との電話会談でも、オバマ氏は哀悼の意を示した上で、アフガンをより安定させるために両国が外交、経済、安全保障の面で協力を強めていくことを再確認した。(ワシントン=奥寺淳)

こんなニュースも