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 信楽焼振興協議会(滋賀県)は9日、「太陽の塔」などで知られる芸術家の故・岡本太郎氏(1911~96)の陶器作品が新たに見つかった、と発表した。

 協議会は9月、地元の陶器メーカーの関係者が所有していた作品が、岡本氏のオリジナルとみられると発表。9月末、大阪府交野市の女性が、自宅に同じデザインの作品があると、県立陶芸の森信楽産業展示館(滋賀県甲賀市信楽町勅旨)に持ち込んでいた。

 作品は高さ26センチ、重さ5・6キロ。前回見つかった作品とほぼ同じ形で顔をモチーフにしていた。作品の頭部裏には「TARO」とサインが刻まれており、協議会の担当者が岡本氏本人のものと確認したとしている。女性の父が、岡本氏と仕事で関係があった商社に勤務していたことから、この作品を譲り受けた可能性が高いとみている。

 作品は、9月に見つかった作品とともに11月3日まで、同展示館の正面玄関に飾られる。