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 ノルウェーのノーベル委員会は9日、2015年のノーベル平和賞を、北アフリカ・チュニジアで宗教に基づく政治を目指すイスラム勢力と政教分離を重んじる世俗勢力の歩み寄りを促し、民主化を進めた「チュニジア国民対話カルテット」に授与すると発表した。

 チュニジアでは2010年末からの民主化運動「ジャスミン革命」でベンアリ独裁政権が崩壊。イスラム圏に広がった「アラブの春」の先駆けとなった。

 チュニジア国民対話カルテットは、ベンアリ政権が崩壊後、イスラム系政党による暫定政権と世俗政党を含む野党側との対立が激しさを増した13年に発足。最大労組チュニジア労働総連盟(UGTT)や経営者団体である産業商業手工業連合、人権擁護連盟、全国弁護士会の4者でつくる市民社会の枠組みだ。

 対立する与野党の仲介役となり、機能停止に陥っていた制憲議会の再開に道筋をつけた。そして、14年1月、制憲議会は男女平等や人権尊重を認める新しい憲法を承認。報道の自由や人権が認められた。昨年末には自由選挙が実施され、カイドセブシ大統領が選出された。

 ノーベル委員会のフィーベ委員…

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