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 終わりの見えない内戦、欧州に殺到する難民――。未曽有の人道危機が続くシリアを支援しようと、日本の学生たちが動き始めた。「遠い国のひとごとで済ませてはいけない」。彼らを動かすのは、そんな思いだ。

 「すごく深い問題を抱えている人たち。忘れてはいけないと思う」

 東京都内の大学。シリア難民の映画が上映されると、東京工業大3年の富重博之さん(23)が声を上げた。他の学生も「行動しなきゃ」と次々に発言した。東京、名古屋、大阪、京都などの14大学の学生・院生22人が参加した8月末の「P782 シリア合宿勉強会」だ。

 富重さんの専門は物理学。トルコの首都アンカラに留学中の昨夏、街頭で難民が急増した。隣国シリアで過激派組織「イスラム国」(IS)が台頭した頃だった。粗末なボール紙に座り、「私たちはシリア人」と書かれたカードを手に物乞いをする親子もいた。

 「何とか助けたい」。トルコ北西部の「赤新月社」(赤十字に相当)で1カ月半、中東やアフリカ出身の難民に英語を教えた。「将来が見えないのが一番つらい」。生徒たちは嘆いた。

 帰国後、ネットで見た英字誌の…

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