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 全国の先陣を切って川内原発の1、2号機を相次いで再稼働させた九州電力が、次は玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)の再稼働へ向けた準備を急いでいる。すでに原子力規制委員会の審査に対応するため、社員の「玄海シフト」を進めている。

 九州電力は今月上旬から、福岡市の本店近くに借りた事務所に、社員約230人を集めている。これまでは川内原発の再稼働のため、本店や玄海原発の社員を東京や鹿児島県薩摩川内市内に配置してきたが、これを玄海原発から近い福岡市内に振り向けた。

 瓜生(うりう)道明社長は言う。

「同じ場所で作業したほうが、意思疎通もできるし、仕事も効率化する」

 玄海3、4号機の再稼働を審査する規制委の会合は、昨年12月を最後に開かれていない。川内原発の再稼働を優先していたからだ。今後は玄海原発の審査再開へ向けて、追加の書類作成を急ぐ方針だが、瓜生社長は「地震や津波(への対応)はおおむね了承されている」と自信をのぞかせる。九電は来年度にも玄海3、4号機を再稼働させたい意向だ。

 九電が玄海原発の再稼働を急ぐのは、割高な火力発電の燃料費がかさみ、4年連続の赤字に陥っているからだ。再稼働した川内2号機が今後、順調に発電を始めれば、1号機と合わせて月150億円の収支改善が見込めるため、5年ぶりの黒字が視野に入る。

 それでも、4年間の赤字額は累…

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