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 米兵による少女暴行事件に抗議する沖縄県民総決起大会が同県宜野湾市で開かれてから、21日で丸20年を迎える。党派を超えて8万5千人(主催者発表)が集まった大会。一人の高校生のスピーチが「反基地」に立ち上がった沖縄の象徴として強い印象を残した。

 「基地があるゆえの苦悩から私たちを解放してほしい。沖縄を本当の意味で平和な島にしてほしいと願います」。仲村清子(すがこ)さん(38)=現在は改姓=は当時、壇上に制服姿で立った。真っすぐな訴えに会場は静まり返った。

 あれから20年。会場になった公園近くで会った仲村さんは1児の母になっていた。「沖縄の基地をめぐる状況は、少しずつ良くなっていると思う。でも、大きくは変わらなかった」。今も米軍普天間飛行場から約1キロの場所に住み、オスプレイが上空を飛ぶ。

 大会はうねりを起こし、日米両政府は翌年に普天間返還で合意した。だが、その後も迷走。同県名護市辺野古への移設計画をめぐって対立が続く。宜野湾の基地は、今も街の真ん中にある。「基地問題はずっと『辺野古に移すか否か』に明け暮れた感じがする。なぜこうなってしまったのか」。「平和な島」の実現を訴えた仲村さんは、疑問を抱き続けている。(奥村智司)

■仲村清子さん「問題は基地の面…

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