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 天童市などで撮影された映画「空人(くうじん)」が17日、全国公開に先立ち、同市のイオンシネマ天童で先行ロードショーとして上映され、小沼雄一監督や奥野匡さん、高橋かおりさんら出演者が舞台あいさつをした。

 戦争中に出撃を免れ、罪の意識を抱えながら戦後を生きてきた元特攻隊員の老人と、代わりに飛行機に乗って亡くなった先輩隊員の遺族とのドラマを描いた作品。天童市の若松寺が舞台として登場し、結婚せずに亡くなった人の来世での結婚を願う「むかさり絵馬」が重要な役割を担う。

 高橋さんは「若松寺はとても不思議な空気とエネルギーをもった場所。風景も素晴らしく圧倒される思いだった」と語り、87歳で主演を務めた奥野さんは「私も予科練に行った。あの当時、特攻に行った人たちの気持ちを少しでもわかっていただければありがたい」と話していた。