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 タレントの神田うのさん宅でベビーシッターを務めていた際に、約1300万円相当の貴金属などを盗んだとして、窃盗の罪に問われた岩井圭子被告(60)に対し、東京高裁(植村稔裁判長)は19日、懲役2年4カ月執行猶予4年の判決を言い渡した。一審判決は懲役2年4カ月の実刑としていたが、高裁は被害の全額を弁償する姿勢を示した事情を考慮した。

 判決によると、岩井被告は2013年6月~14年9月、10回にわたり、神田さん宅からバッグやブレスレットなど計27点(約1320万円相当)を換金する目的で盗んだ。

 5月の一審・東京地裁判決は「被害者の信頼を裏切る卑劣な犯行だ」として実刑としたため、被告側が不服として控訴していた。この日の判決は、被害の全額を被害弁償金として法務局に供託した事情を酌み、「社会内で更生の機会を与えるのが相当だ」と判断し、一審を破棄した。

 神田さんは所属事務所を通じ、「この件ではいろいろなことを学ばせていただきました。このような事件が再び起こらないことを願っております」とのコメントを出した。