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 国内初となる永青文庫(東京都文京区)での本格的な春画展をはじめ、いま春画がブームだ。盛り上がりの背景に何があるのか。

 繊細な筆遣いが際立つ月岡雪鼎(せってい)の「四季画巻」や、歌麿の清新な感覚が光る春画の名作の一つ「歌まくら」……。永青文庫で開催中の“18禁”の「春画展」(12月23日まで)では、1点ものの肉筆画や版画の名品が並び、時間をかけて鑑賞する来場者が目立つ。開幕から1カ月が過ぎたが、1日平均2千人が来場し、週末には最大1時間近い入場待ちも。アンケートを見る限り、30代女性の来場者が多い。主催者は約3カ月の会期全体で8万人を見込んでいたが、最初の1カ月で6万人を超えた。

 竹内順一館長は「雑誌などで興味を持ち、まずは本物を見たいという好奇心が大きい。登場する男女が平等に描かれ、性の喜びへのおおらかな表現に、エログロと思っていた春画を見る目が変わったとの声も寄せられている。人間賛歌に通じる内容が共感を呼ぶのでは」と推測する。

 東京大の木下直之教授(文化資源学)は「現代でも男性同士の恋愛を描いたボーイズラブ(BL)が人気を集め、コミックやゲームの性表現も赤裸々。多様性という延長線上で、春画の表現に魅せられる人もいるのでは」とみる。

 東京・銀座の永井画廊で開催中…

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